Webライターを悩ませるクライアントの返信問題! ~レスポンスの速さでクライアントの質が分かる~
- 2022.04.24
- 仕事

珍しく、土曜日なのに打ち合わせがありました。基本的には平日に行われるのが普通なので、本当にレアな体験です。
こちらの、「土曜日っていかがですか?」という提案に、快く応じていただけたわけなんですが、
先方としても、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務が続いている関係上、打ち合わせの曜日も時間帯もあまりこだわりがないみたいで即OKでした。
こちらとしてはこんなイレギュラーな日程に応じていただけて本当にありがたいことです。
さて、打ち合わせの中でレスポンス対応についてのお話があったので、今日はそれをテーマにしてみようと思います。
これもWebライターあるある!レスポンスの遅さを嘆いているライターも多い
てか、この問題を取り上げるかどうかは非常に悩みました。なぜなら、今現在、私もそれに悩まされているからです。
でも、たまたま打ち合わせでその話題が出たこと、そして私にとってタイムリーな話題だったことと、さらにそれに悩んでいるライターさんも多いというお話を伺ったので、だったらためになる情報としてブログに書こうと思ったわけです。
依頼主(クライアント)からのレスポンスが遅くて悩むライターさんが結構多いというお話は、実は別の依頼主からも伺ったことがあります。
それほど頻繁にあることではないんですが、たま~にそういう依頼主に出会ってしまうことがあるんです。
これも、「ライターあるある」です。
通常なら24時間、遅くても48時間以内の返信がマナー
ビジネスメールにおいては、原則24時間以内とか、遅くても48時間以内に返信するとか、まあある程度の目安というか、基準があったりしますよね。
これは、メールであろうとクラウドソーシングサービス内でのやり取りであろうと、もちろんチャットツールでのやり取りであろうと、同じです。
でも、残念なことにビジネスマナー無視で全然返信してくれない依頼主(というか担当者)もいるんです。
2日、3日も返信がないのは当たり前。ヘタをすれば次の依頼の連絡が来るまでずっと待たされるなんてこともあります。
こちらの問いかけにクライアントからの返信がないなら人として問題ありかも?
問題なのは、こちらが問いかけているにも関わらず返信がないってことなんですよね。
悲しいことですが、これだけでその依頼主の質っていうのは分かりますよね。ビジネス以前に社会人として終ってると思います。
プロジェクトというのはお互いの信頼関係があって進められていきます。でも、そういう意識の低い依頼主(担当者)は、そもそものコミュニケーション力が欠如しているかも……しれないですね。
レスポンスの遅いクライアントが最もやりにくい
依頼主にも実にさまざまなタイプがいます。信じられないくらい低単価で発注する依頼主とか、あり得ないくらいに短い納期を設定して発注してくる依頼主とか、レギュレーションが細かすぎてお手上げ状態の依頼主とか、真夜中にレスしてくる依頼主とか、まあ非常識というか質の低い依頼主はこれまでにもお付き合いした経験があります。
でも、そんな質の低い依頼主の中で最も最悪なのが、レスポンスの遅い依頼主です。
ここで、私の実体験を書かせていただこうと思ったのですが、さすがに現在進行形なのでやめておきます。
いずれにしても、そんな状態ではこちらのテンションもだだ下がりです。
いつまでも連絡をいただけなければ、こちらとしても生活だってあるので別の仕事を入れざるを得ないわけです。突然連絡をいただいて依頼をもらったところですぐには対応できないんです。
クライアントに対して疑問をぶつけられることもWebライターに必要な資質
――と、まあ、そういう悩みもあるんですよみたいなお話を打ち合わせでさせていただいたわけです。
「これは明らかに立場を間違えて認識されている……」
「ライターという業務を簡単なものと捉えらえているんじゃ……」
「そもそもチームとしての概念がないのではないか……」
まあ色んな意見をいただきました。
業務委託だからといって見下してしまうとか、まずその点で認識のずれがあってはマズいですし、チームどころか完全に外部の人間みたいな目で見られているのだとしたらもう終ってますよね――なんて、笑いながら話してみたものの、なんだか心中は複雑です。
過去にも起きた似たような経験
例えば、報酬を踏み倒してしまうような悪質な依頼主とは違いますし、契約前にオンラインで面談した際もにこやかに会話ができていたので安心していたのですが、いざ蓋を開けてみたらレスポンスが……ね。
どうしましょうってことで、今本当に悩んでいます。
以前、やはりレスポンスに問題のある担当者さんにあたったことがありました。
業務に支障が出てしまったので、ハッキリとこちらの意見を伝えさせていただいたんですが、その際は全社挙げて話し合いが行われ、結果担当者さんを変えていただいた経緯もあります。
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信頼関係で成り立っている以上は言うべきことを言うのが大事
怒るとかそういう感情的なことはいけないことですが、意見として言わなければいけないことはハッキリと強く言うことは大切です。信頼関係の下で仕事をしているのですから、それは当然です。
今回、何に最も悩んでいるのかというと、強く言うべきか否かってことです。
担当者の性格とか、さまざまな要素があるんでしょうけど、これが続くようなら言わないといけないかなって思います。
本当なら、言う前に気付かなければいけないことなんでしょうけど。それができるならとっくにそうしているでしょうし。
いずれにしても、そういう依頼主からの仕事については、優先度として非常に低いことは言うまでもありません。
散々待たされた上にまともにやり取りもできないのでは……。これでは協力させていただこうっていう意欲すら湧かないです。長期の継続は無理かな。そんな考えもよぎります。
少しだけ悪い言い方になりますが、ライターさんの中には明らかに依頼主にへつらうような態度で接する人も結構います。こんなことをしてしまうから勘違いして図に乗ってしまう依頼主もいるんだと思います。
仕事をいただけることは本当にありがたいこと。それに感謝することもまた大事なことです。
しかし立場は対等。なんでも依頼主のペースに合わせていたらライターとしての地位を下げてしまうだけです。
感謝するのとへつらうことは同義ではない――これだけははっきりと言っておきます!
まとめ
ダメなものはダメ! 無理なものは無理!
少しでも理不尽だと感じる点があれば、言うべきことはちゃんと伝えましょう。
けど、私たちライターが依頼主のことも考えてちゃんとレスポンスしているのと同じで、ライターのことをちゃんと考えてくれる依頼主であればレスポンスが遅い(もしくは放置する)なんてことはあり得ません。
もしそんな依頼主にあたってしまったら、これはもはや運が悪かったと諦めて我慢するか、もしくは案件を辞退するしかないと思います。
長いことWebライターをしていても、いまだにこういう初心者ライターみたいな問題を抱えている自分に笑ってしまいますが……笑
今回はクライアントに対する愚痴という、結構突っ込んだ内容になってしまいましたが、同じことで悩んでいるライターさん方の参考になれば嬉しく思います。
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