Webライターの案件依頼の種類!単発か継続か?理想は継続依頼の獲得
- 2022.04.10
- 仕事

Webライターの依頼には、「単発」と「継続」があります。単発依頼は1回きりの依頼、継続依頼は毎月継続的に安定した依頼をしてくれるケースです。
ちなみに、継続依頼にはたまに依頼がくるタイプのものもありますが、個人的にこれは単発と変わらない案件として対応しています。
どちらがいいのかといえば、言うまでもなく継続依頼です。
単発依頼は1度きり(もしくはたまに)の依頼で終わってしまいますので、「稼ぐ」という視点で考えればあまりにも心もとない感じです。
「継続依頼あり」が嘘の場合もある!人気のクラウドソーシングサービスも過度な期待は禁物
では、安定的に継続依頼を受けられるようにするにはどうすればいいのでしょうか。
実は、これに関しては私個人としての答えは出ておりません。
だって、「継続依頼あり」と謳っているライター募集の内容が嘘だったりすることも多いからです。
最近はクラウドソーシングサービスを使ってライターの求人に応募する人も多いかと思います。長年利用している身として言わせていただけば、たまに継続案件をいただける依頼主に巡りあうことはあるものの、単発案件の方が圧倒的多数を占めている印象が強いです。
そのほかに、クラウドソーシングサービスには以下のようなデメリットがあります。
- 文字単価の安すぎる案件が多い
- テストライティング(トライアル記事)だけで必要な記事を集める悪質な依頼もある
- 変な仕事に誘導する悪質な依頼もある
- 高額案件には応募が殺到して尋常じゃなく倍率が上がる
- トライアル記事さえ書かせてもらえずに断られることも多い
- 源泉徴収してくれない依頼主が多い
- 手数料が高すぎ
クラウドソーシングサービスの中には、もちろんライターのことをちゃんと考えてくれている優秀な依頼主もいますが、ハッキリ言ってそれは少数派と言わざるを得ません。
できるなら、クラウドソーシングサービスを通さずに仕事を獲得した方が絶対的にお得です。
業務委託契約書を交わしても安定的に依頼があるわけではない
また、業務委託契約書を交わしていたとしても、必ず継続依頼を受けられるとは限りません。契約しても結局はたまにしか依頼がないのであれば、これは単発依頼とほとんど変わりません。
実際、継続依頼があると期待して契約したのに待てど暮らせど依頼がなく、こちらからお断りした依頼主さんもいらっしゃいますし、契約後数カ月してからようやく依頼がきたもののほぼ単発と変わらない状態なんてこともあります。
これはWebライターあるあるです。
来ない依頼を待ち続けても他に依頼を受けすぎても損という悪循環
そうなると、継続依頼をしてくれる別の依頼主を再度探さなければならなくなるわけですが、あまりにも仕事を入れてしまうと単発依頼に対応できくなくなってしまうなどの悪循環も生まれます。
でも、優先すべきは継続依頼の案件。
こちらとしては生活もあるので、いつまでも来ない依頼を待てる余裕などあるはずもありません。
継続依頼があると期待して確保しておいた執筆時間がすっぽりと空いてしまうので、他の依頼主を探す必要だって出てきますよね。
かと思えば、「もう依頼はないかもしれないな……」と諦めて別の依頼主からの案件を請け負ったタイミングでいきなり依頼が舞い込んだりとか。
そうなっちゃうと、依頼をお断りするか納期を長めに設定させていただくしかないんですね。急な対応なんてとてもできないのです。
依頼すればすぐに書いてくれるだろうという安易な依頼に応えていては損
これはある意味忠告に近いですが、一応覚えておいてください。
依頼すればすぐに書いてくれるだろうと簡単に考えている依頼主もいるということを。
依頼がないから別の依頼を受けてスケジュールを組んでしまうわけですし。当然こちらはそのスケジュールを元に執筆しているのです。
いきなり依頼されてもできないものはできないですし、どうしてもというならこちらの納期に合わせていただくしかないんですよね。スケジュール外の時間――例えば早朝とか夜中に執筆するしかないので、すぐに納品できるほどの余裕なんかないんです。
ま、そんなクライアントもそれほど多くはないと思いたいですが……、私自身もこれまでそういった依頼主からの仕事を請けたことがあります。
依頼すればいつでもすぐに書いて納品してもらえると安易に考えられているとしたら心外ですし、非常に残念に思います。
まとめ
継続依頼には毎月の報酬が安定するメリットがあります。逆に、単発依頼ばかりでは毎月の報酬も不安定です。
副業としてWebライターをするなら、クラウドソーシングサービスで単発依頼を受注する程度でいいと思いますが、専業のWebライターとして生計を立てるのであれば、継続依頼を獲得しておくことをおすすめします。
その場合も、できることなら数社からの継続依頼を並行して受注できれば理想的です。
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