記者ハンドブックはWebライターが分かりやすい文章を書くための必須アイテム

記者ハンドブックはWebライターが分かりやすい文章を書くための必須アイテム

結構どうでもいいことなんですが、26日は私の誕生日でした。

朝からたくさんのお祝いメッセージをいただいてありがとうございました。

ま、ほとんどがメルマガですけど……!

さて、今回はWebライターとして活動していくための必須アイテムと言っても過言ではない、記者ハンドブックについてお話しようかと思います。



プロのWebライターなら必携! 記者ハンドブック

Webライターに求められるのは、「誰が読んでも分かりやすい文章で書くこと」です。記事を執筆する上で、これは大前提です。

有能ぶりをアピールするために横文字や小難しい漢字を使う必要なんかありません。それをやってしまうのは無能ぶりを発揮しているのと同じです。

読む方としては、難解な文章や漢字で凝り固まったような記事を読む気になんてなりません。そんな文章を掲載していたらサイトを開いた瞬間に閉じられてしまうだけです。

誰もが読みやすく、そして分かりやすい文章を書くのがプロのWebライター。そして、そんなWebライターにとって重宝できるのが、記者ハンドブックです。

表記や言葉の使い方に迷ったときの強い味方

我々Webライターには、執筆時の統一ルールというものが存在していません。表記に関するレギュレーションはクライアントごとに異なりますし、レギュレーションを設けてないクライアントからの依頼を受けた場合、表記方法などは基本的にそれを執筆するWebライターに委ねられます。

そのため、同じ単語であっても閲覧するWeb記事ごとに表記が違っていることも珍しくありません。あるサイトでは漢字で表記していても別のサイトではカタカナ表記、また別のサイトではひらがな表記だったなんて現象も珍しくありません。

例えば、「蕎麦・ソバ・そば」とか、「茄子・ナス・なす」とか。

また、記事内で使用している同じ単語がひらがなやカタカナで表記されていたりという、いわゆる表記ゆれなんかも結構見られます。

ではなぜ、同じ単語でもサイトごとに使用する文字表記が異なっていたり、同一記事内で表記ゆれが起こるのでしょうか。それは言うまでもなく、統一されたルールが存在していないからにほかなりません。

表記ゆれについては、これは執筆するライター自身が気を付けておけば十分に防げます。一昔前なら編集側で記事に手を加えた際に異なる文字表記を用いてしまい、同一記事内での表記ゆれが発生してしまうこともありました。

さらに、気付かぬうちに不快語や差別後を用いて執筆してしまう可能性だってあります。今の時代、昔に比べて人権意識も高くなっていますので、人種や民族、身分、職業等への差別を助長してしまうような表現は避けなければなりませんし、性差別や性的マイノリティ等に対するジェンダー平等にも配慮した表現を使用することも必要です。

記事の質を上げるためには、表記のばらつきを防ぐためにも統一された執筆ルールが必要です。もしクライアント側でレギュレーションを設けてないなら、ライター自身が文字表記や言葉の使い方に気を配りながら執筆しなければなりません。

そこで強い味方になってくれるのが記者ハンドブックなのです。

Webライター界でも記者ハンドブックが一般化している

私自身、記者ハンドブックを使用するようになって5年目くらいですが、最近は記者ハンドブックに基づく表記ルールを設けているクライアントさんも増えてきていると実感しています(それでもまだまだ少ない)。

今回のブログのネタに記者ハンドブックのことを書こうと思ったきっかけも、最近そんなクライアントさんとお仕事をさせていただく機会があったからです。

分かりやすい記事を書くことが求められるWebライターにうってつけ

記者ハンドブックは、分かりやすい文章・やさしい文章・できるだけ統一された基準による文章を書くための必須アイテムです。

万人に分かりやすい文章を書くことが求められるWebライターには、まさにうってつけの一冊と言えるでしょう。

ちなみに、記者ハンドブックは時代に合わせて改訂版が出されていますので、できるだけ新しい版を購入することをおすすめします。

 



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